刺さない鍼って?
「鍼」というと、注射や縫い針を指に刺してしまった時の痛みを思い出され「痛いもの」と思っておられませんか?
鍼灸院と聞いて「痛いし怖いから、いいらしいし効果があると聞くけど行きたくない」と仰る方が多いです。
ですが「痛くない鍼」「刺さない鍼」があるとしたら、いかがでしょうか?
当院では鍼が怖いと思っておられる方の為に「刺さない鍼」もご用意しています。
その上で今から少し長くなりますが、私の考え方や、来て頂いてからお帰り頂く迄どんなことをするのか?ご案内します。
「いつもの疲れ」は、「病気と老化にまっしぐら」
今のまま病気と老化に向かって、真っ直ぐ突き進みますか?
それとも鍼灸施術で「健やかな体と心」に向かって進み始めますか?
「疲れ」や「症状」は「気」という「生命エネルギー」が、きれいに巡っていないために生じます。
ですから「いつも疲れている」ということは、「生命エネルギー」である「気」が不足する等、良い状態で巡っていないという証拠です。
「病気になりたい」「早く老化したい」なんて誰も思いませんよね?
ですが、疲れたまま(症状があるまま)放っておくと病気と老化にまっしぐらに突き進んでしまうのです。
鍼灸施術によって、突き進む自分にストップを掛け、進む方向を「健やかな体と心」の方向へシフトしませんか?
実は過去の私(小竹)自身が、疲れていることが当たり前でした。
幼少期はいつも風邪をひいていましたし、10歳代は肩こり・腰痛に悩み、初潮も遅く、生理不順は10年以上続いていました。
ですが「いつも」のことだから「そんなもの」くらいにしか思っていなかったのです。
そんな私が勉強のために鍼の師匠の施術を定期的に受けるようになって、30歳代始めにして生理がきちんと整うようになり、10歳代の頃よりずっと元気になったのです。
しんどくて諦めていた事も、できるようになりました。
当院は、心身ともに健やかにし、「本物の美しさ」をサポートする鍼灸院です。
先に書いたとおり、当院の鍼灸は、気という生命エネルギーを巡らせることによってバランスを整え、体と心が本来の働きを続けられるようになることを目指しています。
例えば、体が冷えていると赤ちゃんを迎えたくても、それが叶いません。
生理痛がきついと、楽しいはずの外出も、おっくうになります。
胃が重いと、友達とのランチも美味しくありません。
朝起きて体が重いと、仕事もプライベートも一日中、ユーウツです。
あなたがもしも赤ちゃんを授かりたいと思われるなら赤ちゃんをその手に抱いて頂きたいですし、もしも生理を嫌な気持ちで迎えているなら、生理中も仕事を楽にこなし外出も楽しんで頂きたいですし、もしも朝からユーウツなら、さわやかな朝を迎え一日を笑顔で過ごして頂きたいと思います。
ですから当院が目指すのは、「健やかな体と心」そして健やかな体と心からしか出せない「本物の美しさと笑顔」、「やりたいことへのステップ」の「お手伝い」です。
その「お手伝い」として当院でさせて頂く「施術の流れ」をご案内します。
「施術の流れ」
問診票
当院においでになりましたら、個人情報についての簡単なご説明の後、問診票をお書き頂きます。p>
カウンセリング
問診票を見せて頂きながら症状、ライフスタイル等についてお伺いします。
「症状と関係が無いのでは?」と思われる事をお尋ねすることもありますが、全てお体の状態を知るための問診です。
飲んでおられるお薬、病院での検査結果などがあれば、お持ち下さい。
触診など
ベッドで脈、舌、手足のツボやお腹、背中などを診せて頂きます。
(※舌を診せて頂く際、舌のお掃除をされているかもお聞きします。詳しくは後述)
ご説明
今のお体の状態と施術内容をご説明します。
施術内容には4種類のはり(下記参照)、3種類のお灸(下記参照)があります。
その中からお体の状態に合わせて、施術させて頂きます。
4種類の鍼について
●打鍼(だしん) :木槌で、先の丸い棒状の鍼を軽く叩くもの
●鍉鍼(ていしん):皮膚に先の尖った針を当てるだけのもの
●毫鍼(ごうしん):皮膚に針を直接、刺す通常のもの
●置鍼(おきばり):皮膚に細く短い鍼を刺したままにするもの
ご希望があれば仰って下さい。
ご希望に合わせて、4種類ともお受け頂けます。
(ただし鍼の「さじ加減」(丁度良い刺激量があります)ので、数回の施術に分けてお受け頂くことになります)
鍼についての詳しいご説明
<打鍼(だしん・うちばり)>
木槌(きづち)を使い、先の丸い棒状の鍼でツボやお腹を叩くもの。
鍼が怖い方に好評頂いている施術です。
赤ちゃんにもさせていただいています。
日本人が編み出した古来(安土桃山時代)から使われたものです。。
棒状の鍼は肌に優しい銀や銅の合金です。
お腹の硬さを取り除いたり、体の上下のバランスを整えたり、半身不随などの左右差を整えたり、逆子を元に戻したり、肩こりなど様々な症状の改善に、穏やかながら威力を発揮します。
<鍉鍼(ていしん)>
ツボに、そっと優しく鍼を当てるだけのもの。
皮膚に当てるだけなので、この鍼も刺しません。
古代中国に在ったものを先人が復刻されました。
釘(くぎ)のような先がとがったものや
肌に優しい金で出来た先の丸いものもあります。
先が尖っているものも、本当にそっと当てるだけですので痛くありません。
金や銀の合金で出来ている鍼は、それぞれの役目がありますので、お体の状態に合わせて使い分けます。
<毫鍼(ごうしん)>
「刺す」一般的なもの。
鍼と言えば、これです。
「響き」といって、ズーンと体の奥や、刺した場所では無いところに刺激が走ることがあります。
これは、鍼の効果を実感頂ける感覚の一つですが、これを嫌がられる方と「癖になる」と喜ばれる方とが居られます。
当院では、なるべく響かせないように心掛けています。
鍼を刺した場所では無いところにピ~ッと何かが走るように感じられた場合「神経を傷つけた!?」とビックリされることがありますが、
鍼の刺激に対する「体の感覚」ですので、ご安心下さい。
また「鍼は即効性が無い」と言われることが多いですが、症状によっては施術後すぐにお感じ頂けます。
当院では鍼による感染症をゼロにする為、刺す鍼には「ステンレス製の使い捨て」を使用しています。
(シャーレ(鍼を置く皿)も「使い捨て」です)
「金属アレルギー」がある方は事前にお知らせ下さい。
金属アレルギーがある方には、お灸や刺さない鍼などの施術を受けて頂いています。
<置鍼(おきばり)>
極細で短い(髪の毛の何分の一かの細さで、長さは2ミリ程度)鍼を刺し、鍼が抜けないように絆創膏で止めて2~3日刺したままにするもの。
皮膚に刺さっていない側は、皮膚の中に埋もれてしまわないような形状になっていますので、ご安心下さい。
置き鍼は2~3日後にご自分で外して頂くか、当院で外します。
ご自分で外された場合は小さな容器に入れて次回の施術時にお持ち下さい。
お手数をお掛けし申し訳ありませんが、使った後の鍼は医療廃棄物として責任を持って廃棄致します。
それぞれの鍼の効用
それぞれの鍼は症状の違いや感じ方に個人差がありますので、どの鍼が「一番効果があります」とは言えません。
ですが、実際にお越し頂いて
「私にはどれが合いますか?」
「今の症状にお薦めは、どれですか?」というご質問でしたらお答え出来ます。
先ずはご相談下さい。
お灸について
お灸は、大まかに分けると3タイプあります。
● 皮膚で直接、燃やすタイプ(直接灸)
● 皮膚とお灸の間に厚紙や植物の葉などを敷くタイプ(隔物灸)
● 皮膚から距離を開けて、お灸をかざすタイプ(棒灸)
お灸についての詳しいご説明
直接燃やすタイプのお灸でも、皮膚の上で燃やし切るタイプと、途中で消したり、取り除くタイプがあります。
この燃やし切るタイプのお灸は熱く、痕が残る場合もありますが、このタイプのお灸は逆子など特別な症状に対してしか行ないません。行なう場合には必ず事前にご説明し、ご了解頂いてから致します。
「途中で消したり取り除くタイプ」と「隔物灸」は、気持ち良い熱さの時やチリッと熱さを感じた瞬間に取り除きます。
「棒灸」は「かざすだけ」なので気持ち良い温かさです。
お灸は「熱いのを我慢した方が効く」と思う方が居られますが、そんなことはありません。我慢されないようお願い致します。
ご説明後に施術を受けるかどうか再度お考え頂きます
お体の状態と、どんな施術をさせて頂くかのご説明を聞いて頂いた後に、施術を受けるかどうか再度お考え下さい(説明を聞いて「わからないなぁ、受けたくないなぁ」など思われましたら、ここ迄で終了いただけます。この場合は、お体の状態を「初検」させていただきましたので初検料の2,000円のみとなります)
施術
4種類のはり、3種類のお灸の中から適した方法で、適したツボに施術致します。
通常の刺す「はり」の場合は基本的にツボに、はりを刺したまま数分間置くことが多いです(置鍼 ちしん)。この間に「気持ち良くて眠っていました」と言われる方が居られます。
当院では鍼の本数や、施術にかかった時間で施術料を決めていません。
何故なら目的はお体の状態の改善だからです。ですので施術に掛かる時間はあくまで目安です。施術に使う「はり」が1本だけだったり多かったり、時間が長かったり短かったりするのは、そのためですので予めご了承下さい。
はりは髪の毛より細く、しなやかです。ですから、少しくらい動くこと(咳やくしゃみ、首の位置をずらす等)があっても大丈夫です。
確認
施術前と施術後の状態の変化をお確かめ頂きます。
カウンセリングの補足
日常の養生法(お体に向く食べ物、向かない食べ物など)についてお話させて頂く場合があります。
ご質問も承ります。
施術に掛かる時間
通常、初回は1時間半ほどお時間頂きます。(問診などお体の状態を診せて頂くこと(初検)に1時間ほど掛かる場合が多いです)
2回目以降は15分~40分程度です。
繰り返しになりますが当院では鍼の本数や、施術にかかった時間で施術料を決めていません。
何故なら目的はお体の状態の改善だからです。ですので施術に掛かる時間はあくまで目安です。施術に使う「はり」が1本だけだったり多かったり、時間が長かったり短かったりするのは、そのためですので予めご了承下さい。
香水、服装、持ち物、その他のお願い
- 香水などについて
お体の状態を診せて頂く時にお体の臭いも大切です。また他の患者様の中には香に敏感な方も居られます。ですので、香水などは付けずにお越し頂きますようお願いします - 服は上下に分かれた伸縮性の良い服装でお越し頂くかお着替え頂きます。
(当院で着替えもご用意しています) - ハンカチかタオル(枕に敷いて頂きます)をご持参下さい。
(当院で無漂白の紙タオルもご用意しています) - アクセサリーについて
脈を診せて頂く時にブレスレット、時計など手首に付けておられる物はお外し下さい。
(ネックレス、指輪は身に付けられたままで大丈夫です)
当院は完全予約制です。
先ず、ご予約をお願い致します。
●電話番号06-6777-7640
申し訳ありませんが、施術中などで電話に出られないことがございます。
番号通知でお電話頂きましたら、後ほど折り返しお電話させて頂きます。
● ご予約フォーム
24時間対応していますが、当院からのご返事を以って、ご予約完了になります。
お手数お掛けしますが、ご返事お待ち下さいますようお願い致します。
メールが届きませんというご連絡を頂く場合がございます。
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