生理不順でお悩みの方へ

生理不順でお悩みの方へ
生理不順の娘さんのことを気にしておられる親御さんへ

生理不順はお体の「不調のサイン」です。
ですから「いつものこと」と放っておくのは危険!!です。
何故なら将来、お肌のツヤは無くなり、髪はパサつき、妊娠を望んでいるのに不妊症や不育症(妊娠出来ても妊娠を継続することが出来ない)ということになりかねないからです。

生理不順を放置していて、妊娠を望む時になって悩む女性が鍼灸院においでになる度に「もっと早く月経周期を整えていたなら」と思わずにいられません。

初潮から間もない頃の生理不順は問題ありませんが、初潮から2~3年経っても生理不順が続くようなら、なるべく早い時期から月経周期を整え始めて頂きたいと思います。

月経周期は、天体の月の満ち欠けのリズムに合う28日がベストです。

そして「生理不順」は大きく3パターンに分けられます。
1) 月経周期の短縮
2) 月経周期の延長
3) 月経周期の不定

何が原因なのでしょうか?

思春期ならストレスが原因として考えられます。
ストレスによってホルモンのバランスが狂ってしまうからです。
とはいえストレスに強い人と弱い人が居ますね?
では体に同じ程度のストレスが掛かった時に、何が体を守ってくれるのでしょうか?
それは血液の量と質、そして脂肪の量と質です。
良い脂肪からはストレスを緩和してくれるホルモンが出ます。
もちろん太り過ぎは良くありませんが、適度な脂肪は女性の魅力としても、とても大事なことを忘れないで下さい!
そして血液が、体はもちろんのこと健全な心も支えているのです。
ですから血液の量と質を保つことも、とても大切です。

間違ったダイエットの仕方によって質の良い脂肪も質の良い血液も足りない、ストレスに弱い人が増えています。本当に残念でなりません。

ストレス以外の原因として上記の3つのパターンそれぞれに複数の原因があります。
代表的なものをいくつか書きましょう。
1) 月経周期の短縮の原因
・熱
・血液の滞り
2) 月経周期の延長の原因
・血液不足
・冷え
3) 月経周期不定の原因
・内臓の弱り

補足の説明をします。
原因の中に「熱」がありますが、実際に体温が高くなり熱が出るのではありません。
不思議に思われるかも知れませんが、例えば辛い物の食べ過ぎ、夜ふかしや寝る前のスマホによって体が「熱」の体質に傾いてしまうのです。

それぞれ、下記のような症状が出ます

・熱
月経の出血量が多い、月経の血液の色が深紅、便秘など
逆に、月経の出血量が少ない、頭がフラつく、不眠、腰がだるい等
或いは、月経前に乳房が張りイライラする、月経中は下腹部が張って痛い等
・血液の滞り
月経の血液の色が暗い紫色に近い、黒っぽい塊が出る
・血液不足
月経の血液量が少なく、色も淡い等
・冷え
下腹部の激しい痛み、月経の血液は薄いが血液の塊が出る等
・イライラ
月経の血液の色が紫色の混じったようになり、血液の塊が出る、下腹部や脇が張った痛み、怒りっぽい等
・内臓の弱り
普段から腰がだるい、月経前に乳房やわき腹が張る
或いは普段から食欲が無く、便が柔らかいことが多い、月経の血液量が少なく色も淡い等

上記の症状以外にも様々な症状が出ます。
症状は月経周期の乱れだけではありません。
また必ずしも全ての症状が出るとも限りません。
思い当たる症状はありませんか?

当院では、こんなことをします

原因が違えば、鍼灸で選ぶツボも、行なうことも異なります。

例えば、体の潤いが足りなくて熱の状態になっているなら体が潤うように施術をします。
また血液の滞りが原因なら、血液の流れを助ける施術をします。

施術では、それぞれの原因に合わせた方針は変わりませんが毎回、同じツボを使うとは限りません。
鍼灸の良いところは、その時の状態に合わせ、毎回カスタマイズできるところです。
ですから原因に働き掛けつつ、その時のお体の状態に合わせた施術を行なうことが出来ます。
そうすることによって、ホルモンのバランスが整い、自律神経のバランスも整い、結果的に月経周期が整って行くのです。

そして、これらの施術を行ないながら、生活習慣についてもお話します。
何故なら生活の中に、お体の不調の原因を作り出す習慣があるからです。
とはいえ、生活習慣をいきなり変えるのは無理というもの。
ですから変えるのは「ほんの、ほんの少しずつ」です。

鍼灸で月経周期を整えて生理不順から卒業しようと思われる方は、ご連絡下さい。

03-6447-9216
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